全部つなぎ合わせると地球約2周半にもなるという毛細血管、 全身の隅々を流れる毛細血管の流れが血液ドロドロによって悪化すると、 当然、体にはいろいろなダメージが生じてくる。
あなたにも心あたりの症状があるのでは？
●肩こり
筋肉が緊張して血流が悪くなり、そこに疲労物質の乳酸がたまって起こるのが肩こり。
血液がサラサラだと、たまった乳酸を洗いながしてくれるが、 ドロドロだと血流悪化→酸欠で乳酸蓄積→さらに血流悪化といる悪循環にあちいり、肩こりもどんどん頑固に。
●健康診断（肝臓・動脈硬化）
γGTPなどの肝機能、中性脂肪、血糖値、肥満度…。
これらの数値が高い人は、たいてい血液のドロドロしている。
このような状態を放置していると、将来、動脈硬化や血栓を招くリスクも高くなる。
● 運動後の疲れ
運動時にはいつもより多くの酸素が必要になるが、血液ドロドロで血流が悪く酸素運搬が間に合わない。
その結果、疲労物質の乳酸が多く生まれ「疲れた〜」ということに。
乳酸を洗い流す作用も弱いので、疲労回復も遅くなる。
● むくみ
血液は酸素や栄養素を細胞に運ぶだけでなく、二酸化炭素や老廃物を回復する役割も担っている。
膝の血管の血流が悪くなると、老廃物や余分な水分を回収して静脈へ送り込む働きも低下するため、むくみが起こりやすくなる。
●冷え
指をゴムでしばると指先が冷たくなるのは、血流が遮断されたため。 つまり、体の熱は血液によって生まれる。
毛細血管の血流が悪いと、体の末端部まで十分な血液が行き渡らず、冷えやすい。
● 血液ドロドロだと毛細血管の流れが悪い
血液中には、酸素を運ぶ赤血球、細菌などの外敵をやっつける白血球、傷口をふさいで修復する血小板などがある。
これらの成分が細い毛細血管内をスムーズに流れることができない状態が血液ドロドロだ。
